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作業風景

いつも当たり前のようにやってる作業なので特に気にしてなかったんですが、作業風景がどんな感じなのか見て見たいというご意見がありました。

なので簡単ですが画像を載せてみようと思います!

映画のメイキング映像を見るように「こんな感じで作業しているのか」と、少しでもハンドメイド革製品に興味を持っていただければ幸いでございます。


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まず染色。このように肌色の状態の革に手作業で色を入れています。

色を入れたレザーは一定期間乾燥させます。

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染色を施し、乾燥が終わったらワックスを入れます。染色後の作業は人によって様々だと思いますが、STETCHでは革の風合いを生かすためコーティングなどの色止め作業の類は行わず、ワックスを入れて研磨し、革本来のツヤと質感を演出するようにしています。

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ウエスを使ってワックスを刷り込んだ後はまた乾燥させて

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研磨してツヤを出します。写真は撮っていませんが裏面も毛羽立ちを抑えるため研磨します。

ここまでの作業を終えてから裁断作業に入ります。

パーツごとに裁断を終えたら今度は縫い穴を開けていきます。

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穴あけ用のガイド線を引きます。

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線が引けました。

今度は目打ちを使って穴あけ作業。

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木槌を使って穴あけ。ガイド線からずれないよう慎重にあけていきます。

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穴が空きました。全てのパーツにこのように穴あけ作業を施し、縫製に入ります。

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2本の針を使って一目ずつ縫い進めていきます。

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縫いあがりはこんな感じ。やはり手縫いのしっかりと縫い糸が革にめり込んでいく感じはいいですね。なんどやっても飽きません。

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前後しますが裁断、穴あけを終えたウォレットのパーツ類。

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カッター、目打ち、様々な道具を使って1パーツずつ手作業で切り出していきます。パーツによっては裏面の漉き作業もします。

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パーツ断面の研磨作業も全て手磨きです。

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もちろん縫い合わせた革同士の断面も同じく手作業で研磨していきます。

以上、非常に簡素ではありますが普段やってる作業内容のご紹介でした。

また機会があればこういう記事もブログに上げていこうと思います!





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by thepunpies2006 | 2021-03-10 16:31 | NEWS!
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